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認知的不協和 ― もう聞きたくないから黙れ!

今日は、とても興味深い話をします。

聞いて下さい。

 

認知的不協和

 

あなたは認知的不協和って知っていますか?

認知的不協和と調べると

 

自分が「常日頃信じていること」や「世界に抱いている理解」が目の前の事実や新たに提示される一般化された情報によって「脅かされた」時、その人々の心の 中で起きる不快な気分、「もう聞きたくないから黙れ!」と思わず叫びたくなるこの「不協和」と「ストレス」を取り除くために

普通の人は、

(1)それ以上調べることはやめて、矛盾する情報は間違っていることにして払いのけるか
(2)行動や信念を別の方法で正当化することになる。

この認知的不協和による精神的葛藤を経験した時、人々はこの葛藤の解決として「思考様式が行動と合致する方向に徐々に修正されていく」(自己正当化)。

 

ということなんですが、

これだけだと分かりにくいので

1つ面白いエピソードを紹介します。

 

認知的不協和の事例

1954年にフェスティンガーと

二人の同僚があるカルト集団に潜入した調査報告です。

 

「これはどんな調査ですか?」というと

 

とあるカルト集団の教祖が、

ある年に大洪水が来て世界は滅びると言いました。

 

しかし、あなた達(信者)だけは

私の言うことを聞けば、助かると言うのです。

 

そこで、調査員はもしそれが実現しなければ、

認知的不協和の絶好の事例になると考えそのグループに潜入したのである。

 

このカルト集団はシカゴの

マリオン・キーチという女性を教祖としていました。

 

この女性は「宇宙人」と接触していたと言い

こともあろうことに、その宇宙人が

1954年12月21日の夜明け前に大洪水が発生して

世界は終末を迎えると彼女に伝えたそうなんです。

 

ここで普通の人なら、「は?」と

思うわけですが、人間が一度「信念」を

構築してしまうと、その話すら不思議に思わないのです。

面白いですね。

 

大惨事が起きる予定の数時間前である

12月20日の深夜に宇宙船が救出に来てくれることを信じ、

仕事や学校を辞めて、家族を離れ、お金も財産も寄付したんです。
そして、12月21日…

 

いつも通りに夜が明けたとき、どうなったか?

当たり前ですが洪水など来ず、世界は滅びませんでした。

 

その後の人の行動が興味深いのです。

 

グループを去ったメンバーもいました。

 

ただなんとも奇妙なことに、

預言が実現しなかったという極めて明白な事実にもかかわらず、

ほとんどのメンバーはそのまま留まり、以前よりも熱心な信者になった。

と報告されています。

 

つまり宇宙人も洪水も現れなかったことにより

宇宙人と洪水を信じていた思考は、

両方とも発生しなかったという事実と激しく感情的に衝突するわけです。

 

結果、不愉快で重苦しい認知的不協和(認識の不一致)をもたらしました。

この時、人は次の2つに分かれます。

 

1)騙されたことを認める

2)信じていることを維持できるように理屈をつける

 

このどちらかをしなければなりません。

 

普通の人なら、「俺は間違っていた」と

認めて、その宗教から離れるんです。

 

もちろんそのように、

最初の①の道を選んだ人もいました。

 

しかし、大半は後者を選んだのです。

 

事実と違うことが起きた時

彼ら大半の人々が思ったのは、

 

「そうか、これはきっと神が世界を破滅から救ってくれたのだ!

だから洪水は起きなかったのだ」

 

と言うとんでも無い理論によって、

信念と行動との関係を再構築したんです。
だから宗教やネズミ講などやっている人は

一度その信念を持つと、もう聞きたくないから黙れ!と

なるわけです。

 

それで、コレは宗教やネズミ講だけの

話ではありません。

 

私たち、ごくごく普通の日常でもこういったことが

起こりえるのです。

 

面白いことに、借金まみれの人や

お金がない人に「コレをやるといいからやりなさい」と

言っても聞かないんです。

 

それが認知的不協和かは分かりかねますが、

彼らは決まって変な信念を構築していて、

それをとんでも無い理論で正当化するのです。

 

だから現実は「借金まみれで貧乏」なのに

脳内では勝手に俺は成功するなどと夢を見ているのです。

 

ただ、何かをやる前から

俺は成功者だと思うのはすごくいいんです。

 

でもそういう人に限って、

じゃあ実際、行動していますか?

 

というと行動していないんです。

 

本で知識を蓄えて理論武装して

自分がいかにも知識豊富だと言わんばかりに

どんどんと内側の殻にこもってしまうのです。

 

これは私もそうだったから分かるのですが、

価値観や信念が変に歪んでいるんです。

 

でも何故かそれに気づかない。

 

現実は借金まみれで貧乏してるのに

俺は正しいと言わんばかりに

自分を正当化して気づかない。

 

あなた現実をみてくださいね。

 

借金まみれで、貧乏になったのは

あなたの歪んだ価値観のせいですよ。

 

その歪んだ価値観を治すには

もうたった1つ。

 

まずは自分で気づくしか方法はないんです。

 

俺が人生で上手くいかないのは

認知的不協和があり、変な価値観をもっているんじゃないか?

 

とまずは気づいて下さい。

 

エゴを捨てて、本当に1%でもいいので

 

「ひょっとしたら人生が上手くいかないのは

俺が間違ってるのかも?」

 

と気づいて下さい。

 

気づけば人間、何歳からでも変われます。

あなたに全ての良きことが雪崩のごとく起きますように。

 

今日もありがとうございました。

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